入学や転勤・転職などで新生活をスタートさせる際、新居でインターネットが利用できるようにするために、諸々準備が必要となります。インターネットの利用に関わる申し込みから実際に開通して利用できるようになるためには、いくつかの手順を踏む必要があります。ここでは、インターネット回線を利用できるようになるまでの手順や流れについて解説していきます。

インターネット開通までの手順・流れ

インターネットを開通させて利用できるようにするための手順や流れについて見ていきましょう。

インターネット開通までには、次の手順を踏む必要があります。

・インターネット回線が使えるか対応状況を確認する
・利用する回線とプロバイダの申し込みを行う
・インターネットが利用できるように工事を行う
・開通後使用する端末を接続する

まず、インターネット回線が使えるか、対応状況について確認が必要です。居住地によって対応できるインターネット回線が異なるためです。例えばアパートやマンションに住む場合は、すでにインターネットの回線が一括で契約されているケースもあり、もしこうした状況でなければ、自身で申し込む必要があります。

まずは、不動産の管理会社やオーナへ問い合わせてみましょう。場合によっては使えない回線もあるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

次に、回線事業者およびプロバイダの申込みを行います。回線事業者とプロバイダは両者とも契約が必要で、回線事業者によってはまとめて契約できるケースもあります。

申込みをする際は、回線事業者の公式サイトや家電量販店、携帯電話を取り扱うショップ、販売代理店などがあります。

同じ回線事業者でも、申込先によってキャンペーンの内容や価格が異なる場合があるので、事前に下調べを行い、しっかりと比較検討しましょう。

事業者が決まったら、次は工事を行います。工事は申し込み後別途工事日の調整の連絡が入ります。工事日は繁忙期などでは特に時間がかかるケースがあるため、なるべく早めに申し込んでおくことが大切です。

工事終了後は、実際に使用する端末と接続します。光回線では、ONUといった回線終端装置を使い、それに加えてルーターを接続し正しく設定を行うことでインターネットが利用できるようになります。自身が所有するスマートフォンやパソコン、タブレットなどがきちんとインターネットに接続できるか確認しましょう。

まとめ

ここまで回線利用の手順や流れについて解説をしました。開通するまではいくつかの手順があり、工事日などの調整もあるため、もたもたしていると時間ばかりかかってしまい、なかなかインターネット環境が整わないという事態にも陥ってしまいます。回線事業者の選定などはしっかりと下調べを行い、スムーズに自宅のインターネット回線が整うよう、逆算しながらスケジューリングしていきましょう。